磐梯山

光の輪の中に私が写っています。
ブロッケン現象と言ってこれを実際に見ると幸せになるという言い伝えがあります。
またたくさんの人に見てもらうことによって幸せのお裾分けができるそうです。

先日、山の魅力を教えてくれた友夫妻と久しぶりに初冬の磐梯山に行って来ました。
最初に計画していた山は雨雲が掛かっていてしかも強風で断念。
それならば磐梯山の麓の銅沼をぐるっと簡単に廻ってみようということになりました。

30分程度だからと荷物は軽くして裏磐梯スキー場を出発しました。

緑沼

ところが歩いているうちに青空も見えてきたのでそれならば行けるとこまで行ってみようということになりました。
雨具と食料は持ったから大丈夫？かなぁ

三段階の急登を登りきったご褒美は桧原湖に掛かった虹！
そして夫たちはと言うと

櫛が峰を目指しました。
夫だけなら絶対止めますが、超〜ベテランと一緒なのでそこは安心です。

磐梯山。
上から降りてきた方は雪が舞って来たので途中の小屋から引き返したとのこと。
さてどうする私たち。
山小屋で昼食を食べ終えると当然のように頂上へ向かうという指示が。
不安ながらもダウンやレインウエァを着込んで準備です。
もう一度言いますが私たち2人だったら絶対行きません^^;

みごとな霧氷でいっぱい。

美しい氷の世界に言葉も出ません。

自然の造形美に圧倒されます。

氷の芸術を堪能してたどり着いた頂上には青空が見えました。

雲海がきれい。
雲が流れて猪苗代湖も見えました。
そしてあのブロッケン現象です。
薄くなっては消えそして再びと見ることができました。
疲れが吹き飛ぶとはまさしくこういうことを言うのですね。
いつまでも見ていたかったけど暗くならないうちに降りなければね。

最後は銅沼ですが普段より水位が1メートル程下がっているそうです。

朝は雨がちらつき、さらに前日から気温が急降下した日で一時はどうなることかと思ったのに全てが奇跡のような日になりました。
自分の足で登らなければ見れない世界にまたまた魅了されてしまったのです。
そして一緒に登ってくれた友夫妻に感謝です。