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BLOG七日原セントラルロード物語

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お盆

蔵王

先週、休みの日を利用して実家のお墓参りに行って来ました。
姪のアメリカ人の夫によるとアメリカにはお盆とかお彼岸のように決められた日にお墓参りをする習慣はないとのこと。
日本独特の行事ですから大切にしていきたいですね。
私が生まれた村のお墓はご先祖さまがいつも見守ってくれている気になるような高台にあります。
小さい頃は8月13日の夕方に小さい子たちは浴衣、大人はよそ行きの服装で、お重にご馳走を詰め提灯を持ってご先祖様の霊をお迎えに行きました。
村を離れて行った人達がみんな帰省するので、懐かしい顔に出会えるのも楽しみの一つでした。
過疎の村もこの時ばかりは人口が急増します。
お盆期間中は盆踊りや花火大会があり、雪で閉ざされる正月よりもずっと賑やかでした。

そんな風習も年々簡素化され、このコロナ禍では帰省する人も少なくてますます寂しくなりました。
写真はずっと行きたかった生まれた村を一望できる場所です。
道をやっと探しあてました。
残念ながら私の生家はもうありません。

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