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BLOG七日原セントラルロード物語

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歌津にて

蔵王

田束山山頂から歌津湾を望む。
麓の登山口から『行者の道』という水量豊富な沢に沿ったトレッキングコースを1時間強で登り切ると、頂上に到着します。
511mという低山のどこからこんなたくさんの水が湧き出てくるのでしょう。
今日は牡蠣好きな親戚用に漁師さんのところで牡蠣を買い求めるのが主目的で、ついでの登山です。

昨年、たまたまお客さんに紹介してもらった漁師さんですが、ナビを頼りに出かけました。
ナビの終点に着きましたがそれらしき建物が見当たりません。
暫く迷って、もしかしてと思い車が一台通れるくらいの坂道を暫く登った高台に漁師さんの自宅と作業場がありました。
家族で牡蠣養殖を営んでいる方たちで、初めて伺ったにも関わらずなんともいえない暖かな笑顔のおもてなし。
小さな感動をいただきました。
その上朝収穫してたった今しがた剥いたばかりの新鮮な牡蠣を譲っていただくことが出きました。

そして息子さんが案内してくださった自宅前の庭から見下ろす海。

見える筏は漁師さんの養殖場です。
田束山からの豊富な水の恵を受けて歌津湾の牡蠣は育ってきましたが、近年できたダムや今年の猛暑の影響で収穫量が激減していることなどを聞くことが出来ました。
私たちは自然の恵を受けて生活しているわけですが、地震といい気候変動といい時には厳しい試練を受けなければいけませんね。

漁師さん一家を思いながらいただいた牡蠣尽くしの夕飯です。

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