言葉の力

ほぼ1世紀を生きてきた義母が転んだのを機に体調を崩してしまいました。
整形外科、その後かかりつけの内科を受診して異常がないのを確認してもらい様子をみるように言われますが、本人は腹部の激痛の訴えが２日も続いていました。
家族も痛みだけはどうすることもできずに付きっきりの介護が必要でした。
本人と家族が安心できるならばと詳しく検査のできる大きな病院を紹介してもらい夜間診療へと向かったのです。
病院では医師と看護師さんが待機していてくれて早速診察ですが、あんなに痛みに眉を顰めていた義母ですが廊下で待機している私たちには時折医師と一緒の笑い声が聞こえてきたのです。

次は検査と手際よく進み医師から家族への説明ですが、これも丁寧で納得のいくものでした。
その後少し楽になればと排泄の処置をしてもらい笑顔の戻った義母。

担当の若く好印象の医師のネームプレートの名前の上に書かれていたのは『小児外科』
この医師にたぶん何人もの子供達が救われたのでしょうね。
歳をとると時には優しい言葉がどんな治療よりも効果があるものなのです。

そんな訳で、先週はワンオペと豆の販売のみの営業が続きお客様にはたいへんご心配をおかけいたしました。
もう暫くご迷惑をおかけすることになると思いますがどうぞよろしくお願いいたします。

毎年好評をいただいております福袋ですが今年も販売中です。
2月に訪れた中米の農園の豆を中心に美味しいコーヒーをたくさんの方に味わっていただきたく、値引き率を大きくしてお待ちしています。