帰路、2日目の登山は一切経山。
10年前に一度登って、
登り切ったところで眼下に見えた五色沼(魔女の瞳)の感動が
忘れられずに、是非夫にも見せたかった。
震災前、同郷の先輩に連れて行ってもらった山は一切経山。
地中から噴出するガスの硫黄臭に戸惑いながらも
活火山の生々しさが感じられた登山道を登り切って
頂上に着くと、引き込まれるような魔女の瞳の湖面の水の青さに
興奮した私達。ふと振り返るとこぶしで溢れる涙を拭う
先輩がいました。
ここは彼が亡くなった奥さんと最後に登った山だということを
一緒に行った友達に聞かされました。
たぶんその日も変わらずに静かな佇まいを見せていただろう湖を
想像して思わずもらい泣きしたことを思い出します。
私も10年経ったこの日、またこの場所に立つことができました。
この間、東日本大震災や、親しい人との永遠の別れ、
本当にいろんなことがあった…
そんなことが頭の中を駆け巡ります。
ただ体力、筋力の衰えからは10年の年月を感じさせられました。
立ち入り禁止が解除されてからは行ってませんが、3回くらい行きました。
とにかくきれいですよね、五色沼。(私が行ってた頃は吾妻の瞳と呼んでいたかも)
次男と行ったときは体調が思わしくなく、噴気孔だけ観察して下の湿原で待っていました。
蔵王のお釜より周囲の植生もきれいだし、もう一度挑戦したいです。
標高480mさん
標高さんも登りましたか。
10年前に登った時は晴れていて、水の色がもっと深いブルーでした。
その時通った登山道はもう通行禁止になっていて残念でした。
ガスの噴出が近くで見れましたからね。
でも今思うとかなり危ないルートですよね。
吾妻の瞳もいいネーミングですね✌