月山詣

卯年に月山詣をすると12年分のご利益があるというのを聞いて、先月梅雨が明けた月曜に早速行ってきました。
平日というのに8時始発のリフト乗り場にはもう列ができていました。
この調子だと土日はどの位の混み具合か想像できますよね。
駐車場のおじさんの話だと前日の日曜は300台の車が登ってきたそうです。
さらにお客さんによるとその前の土曜は原宿並みの混みようで登山道は渋滞で下山するのにかなり時間がかかったそうです。

姥が岳から見る山頂は雲が掛かっています。

月山　美しい山です。
梅雨が明けた月山は暑い。リュックに下げた寒暖計は30度を指しています。

牛首から200m程の登りに苦しんだ甲斐があって月山神社が見えるとさすがに心が震えます。

神社を詣でたところで、声をかけられました。
親しくさせてもらっているのになかなか会えない山形のコーヒー屋さんとばったりです。
嬉しい出会いに喜んでいると、さらにアサギマダラに迎えられ、空が黒くなるほどのアキアカネに迎えられ、なんとも不思議な月山頂上での出来事でした。

下りでも次から次へと登ってくる人の多さにびっくり。
さらにどうみても私よりもだいぶ年上のご婦人達が、岩を這うように必死で登っている姿を見て、日本人の信仰の深さを新たに認識させられました。

さあ、われわれも12年分のご利益にあずかりまた元気に過ごしていこうと思います。